「『探究的な問い』にもとづく単元デザイン」オンラインセミナーのご案内

教科において探究的な学びを実現するには、何が必要でしょうか。
1~2コマの授業にとどまらず、「単元全体を探究的な問いにもとづいてデザインする」とは、どういうことなのでしょうか。こうした単元デザインを、学習指導要領およびそれに基づく教科書の中で具体化しているのが『歴史総合』です。

今回は、『歴史総合』の設計に深く携わられた二井正浩先生(元文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 基礎研究部 総括研究官)をお迎えし、ご講演いただきます。
2022 年度より高等学校で実施されている地理歴史科の必履修科目「歴史総合」は日本史と世界史の枠を越えた新科目です。この「歴史総合」は生徒が歴史を「学ぶ意味」について実感し、「自分事」の問題について歴史的に探究できるように設計されています。二井先生は、生徒は「問い」を探究することで歴史認識の特性や歴史との付き合い方も学ぶ「歴史総合」は、一方的に“与えられてきた”歴史をひとり一人の生徒に「取り戻す」試みだとも言えると述べられています。
「歴史」をそれぞれの教科に置き換えてみてください!
セミナーでは、『歴史総合』の試みになりますが、二井先生のお話しから、それぞれの教科で、探究的な学びのあり方を考えるうえでも、多くの示唆が得られると考えています。
二井先生のお話をもとに、教科ごとで対話する場を設定しますので、ぜひ校内等でお誘いあわせのうえ、ご参加ください。

***** 開催概要 *****
◆開催日時:2025年5月11日(日)16:00~17:30
◆参 加 費 :無料
◆形  式:Zoomによるオンラインセミナー
◆対  象:高等学校等教員(教科不問),教育委員会指導主事等,教員志望の学生等
◆プログラム
15:45 Zoom開設
16:00    オープニング・セミナーの趣旨説明
16:10 講演「探究的な問いにもとづく単元デザイン~『歴史総合』の試みを事例として~」
     成蹊大学 経済学部 教授 二井 正浩 先生

17:00 質疑応答
17:10 講演をもとに対話
17:30 クロージング

◆申込締切:2025年5月7日(水)
※ Zoomリンクは、申込者に開催日前日までに送信します。
※お申込みいただいた方には、アーカイブ動画を配信します!