高校探究プロジェクトは,Z-kaiや東京学芸大学附属高等学校と連携し,教科における「探究的な学び」の実現に向けて取り組んでいます。
Z-kai × 東京学芸大学附属高等学校とのコラボセミナーとして,「教科の授業の探究化セミナー」を開催していきます。

教科の授業の探究化セミナー

開催報告

#1 進学校・数学科での挑戦

開催日時:2023年3月18日(土)20:00~21:00                       
プログラム:
・本セミナーの趣旨説明
・本セミナーの構成
・ゴールの検討
・ターゲットの提案
・Z-kaiから入試問題の提示
・問題や授業展開について対話
・まとめ

満員御礼で開催いたしました!
当日使用したスライド資料を載せておりますので、是非ご覧ください。
セミナーの様子や参加者のご感想などはニュースレターVol.20に載せています。


#2 探究をもっと身近に!理科(生物)の挑戦

開催日時:2023年5月12日(金)20:00~21:00 
             
プログラム:
・本セミナーの趣旨説明
・ゴール(九州大学・前期 2021)の提示
・ターゲットの提案
  科目・単元:生物基礎「生物の多様性と生態系」
・ブレイクアウトルームにて対話
 「生物基礎『生態系』で,探究的な学びを取り入れるには?」
・Z-kaiから昨今の入試問題,類題の提示
・プロジェクト委員よりまとめ

当日は、生物がご専門以外の方も含め、多くのご参加いただき開催しました!
当日、提示したスライド資料等を掲載していますので、ぜひご覧ください。
ご登壇いただいた方からのメッセージも掲載しております。

<参加者のご感想>
・面白かったです!次の授業でこんなことしてみよう!という気持ちになりました。問題を解説するだけの授業には戻りたくないなと思いました。(高校教員)
・実際に教員として働いている先生方のお話を聞いて先生方も凄く悩みながら取り組まれているのだと感じました。生物という科目の中で探究を行うことで答えのないものを確認し、生徒と共に考えていくということが大切なのだと考えることができました。(学生)
・教科の探究化の題材として、大学入試問題を活用することが有効であることは新たな視点でした。しかし、受験のためでしょと思わせない学問の面白さをいかに伝えられるかが、教科の探究化につながるのかなと感じました。教科の専門性を高めなければならないと思いました。(指導主事)
・生物や小論文の入試問題や大学の先生の論文など具体的な事例を教材にすることは、生徒のモチベーションUPにも繋がり、かつ、教員としても指針がある教材でやりやすく、さらに演習と授業準備の一石二鳥にもなり効率的だと思います。わかってはいるけれど、自校の生徒が受けない大学の問題は解かずに終わることが多いのでちゃんと解こうと反省しました。とても、面白いセミナーでした!(高校教員)