私たちが目指す国語の授業

新学習指導要領を踏まえた、今求められる授業の在り方(国語科)

                   東京学芸大学   教授      中村 和弘
                   大学入試センター 試験問題調査官 堀内 貴臣

00:20 学習指導要領改訂の方向性
 『何ができるようになるか』といったコンピテンシーベースによる教育改革は先進諸国に共通する動向
 内容だけでなく非認知的能力などを含めた教科横断的な資質・能力を明確化
 系統だった指導と評価が定義
 → コンピテンシーベースへのシフトが進められている。

01:13 
 社会がどのような力を求めるのか。学校教育が本当に育てるべき学力とは何か。
 学力の質を問い直すことが必要となる。
 学校教育が社会とつながりながら、運営することも必要なるかもしれない。

01:40 
 授業の在り方も変化すべきところがある。
 だからこその「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善が求められている。

01:55 高等学校国語科の目標
 資質・能力の3つの柱で整理された。
 国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を、言語活動を通して育成することを目指す。
 小中学校との連携、一貫性が図られた。

02:50 1.指導観の転換 
 〇科目構成の改善
 〇主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善

03:55 
 まずは、どのような力をつけたいのか?
 何ができるようになってほしいのか?
 教師の願いや目標をしっかり設定 → 必要な指導事項を選定 → 適切な言語活動を設定

05:46 2.評価観の転換
 〇学習評価の基本的な考え方「学習評価の在り方ハンドブック」より
  学習評価は、生徒の順位づけのためのものではない。
  生徒にどういった力が身についたのかを図るもの。教師が指導の改善を図るもの。
  ペーパーテストだけではなく、授業の中でも多様な評価の場面や評価方法を活用し、生徒の学びを多面的・多角的に見取る必要がある。

06:33 3.今後の授業改善に向けて
 コンピテンシーベースで、どのように生徒の学びのプロセスをデザインしていくか。
 どのように生徒を伸ばすのか。

07:33
 各学校における教育課程上、国語科がどのような役割を担っているのか。その根本を改めて考える必要がある。
 学校教育目標の実現に向けて、国語科がどの部分、どのような力を保証できるのかを踏まえた授業改善が求められる。

09:03 
 どんな力を、どんな手段で、目的と手段をしっかり見分けながら
 生徒にとって有効な、有意義な言語活動を、意図的・計画的に設定していく。

 「高校探究プロジェクト」では、今後よりよい高等学校・国語科の授業をみなさんとともに考えていきたい。