私たちが目指す英語科の授業

新学習指導要領の資質・能力の育成を目指して 外国語(英語)

                     玉川大学    星野あゆみ
                     東京学芸大学  藤野 智子

00:13 いつもの授業を変えてみたい!
 本文の内容理解と文法事項の学習がメインのいつもの授業。
 指導計画についてどのような悩みがありますか?

00:26 課題1 教科書の内容理解に追われてしまう
 期末試験で点数が取れるように、内容をおさえて丁寧に指導しているが、
 教科書の音読と内容理解だけになってしまっている。

00:43 課題2 知識伝達型にとどまりがちの授業に
 文法をわかりやすく説明しようと工夫をしているが、
 文法を使いこなす場面を設定するにはどうすればよいだろうか。

01:00 課題3 イベント的な発展学習を改善したい
 生徒の興味や関心を高めるために導入や発展学習に時間をかけているが、
 活動のための活動、やりっぱなしになっているのではないか。

01:18 課題4 指導と評価が一体化しない
 まわりの先生と進度を合わせて、教科書を終わらせている。
 テストの内容は今のままでいいのか、観点別学習評価ってどうすればよいのか?

01:35 “Meaningful"な授業に転換するには
 1.先生方は、単元を通して、生徒にどのような力をつけてほしいと願いますか?
   目的と目標が明確な単元は、
   内容とスキルを探究する“Meaningful”な学習をもたらします。
   生徒自身も、何のために学習するのか、
   どのレベルまで目標を達成すべきなのかを理解し、
   主体的に学ぼうとします。

 2.生徒が自分事として考えるために、どのように導きますか?
   実社会や世界とつながるリアルな教材を活用することによって、リアリティをもって問う
  ”meaningful”な探究学習になります。
   生徒は、学習が自分の生活や人生に役立つ、社会の課題とつながることを実感できます。
 
 3.生徒が学びの意義を振り返るにはどうすればよいでしょうか?
   心揺さぶられるような学び、仲間とシェアしたい学び、
   自分の強みと弱みを見いだす学びを考えることは、”meaningful”な学習プロセスです。

03:04
 “meaningful”な指導と学習は、探究のプロセスにもつながります
 普段の授業を通して、生徒が生涯にわたって、探究のプロセスを
 自ら活用できるようになることを目指します。
 英語の教科書に示されたトピックを通して、批判的、創造的に考え、
 英語で自分の考えを仲間たちと共有したりすることができます。
 トピックを探究するプロセスにおいて、英語4技能、コミュニケーションスキル、
 さまざまな資質・能力を活用し、伸長することが期待できます。

03:49
 これからの予測困難な時代にあっては、学んだ知識と技能を活用して、発展させ、
 多様な人々と協働しながら、最適解を目指せる資質・能力をもった生徒を育てましょう。

04:18
 未来を担う生徒たちが、探究的な学びを楽しみ、これからの人生を豊かにしていけるよう
 教師は生徒の「学びを支援する」「生徒の学びに寄り添う」役割を担うことになります。
 生徒が自律して学ぶ姿に、きっと私たち教師が励まされるはずです。
 そして、教師も、探究し続けましょう。
 このプロジェクトは、先生方の応援団です。
 ともに探究する仲間として学び合うコミュニティを一緒につくりあげましょう。

05:00
 先生たちがわくわくする授業は、生徒たちもわくわくします。
 教師が変わると授業が変わる、生徒が変わる
 生徒が変わると学校が変わる、学校が変わると教育が変わる、
 教育が変わると社会が変わる、そんな大きな改革の小さな種まきのプロジェクトです。